阿蘇大明神/鬼八伝説にせまる!・・・その3
疲れを忘れ、根子岳を越えて一目散に走って逃げる鬼八とそれを追いかける健磐龍命。
さすがの早足自慢もついに矢部(今の熊本県矢部町)のあたりで健磐龍命に追いつかれ、押さえつけられてしまいました。
そのどさくさで鬼八はおならを漏らし、健磐龍命をひるませて再び逃げ出しました。
ちなみにこのおなら(屍)の数が八発で、八は多いという意味だったことから矢部という地名がついたというおまけまでついています。
さて、走りに走った二人はとうとう日向国にまで来てしまい、五ヶ瀬川(今の熊本・宮崎の県境に流れる)をはさんで大岩を投げ合っての激しい戦いとなりました。
結局、ここで健磐龍命の前に敗れた鬼八は、二度と生き返らぬようにと手・足・首をばらばらに切られ、それぞれ別々の場所に埋められてしまいました。